先日参加した、「EasyLanguage 1日集中セミナー」 で得た知識を早速活用します!

「10年で利益900万円の投資戦略」を EasyLanguage を使って検証したいと思います。

前の記事はこちらです。↓

トレステ[トレードステーション] で システムトレード[株式自動売買]のストラテジー(戦略)を構築する1(利益900万円の戦略を検証)

前の記事の内容が薄かったので、同じ内容が含まれますがご容赦ください。

 

□大和上場投信-日経225(1320-TS)で「10年で利益900万円の投資戦略」を検証したいと思います

トレステ[トレードステーション]で、 大和上場投信-日経225(1320-TS)のチャートを表示させます。

足種は 日足(今回は重要) 、 分析テクニック は非表示にしておきます。

おなじみの右クリックですべて設定可能です。

チャートがすっきりしました。

 

□損益算出条件(投資戦略の条件)

〇今回の投資戦略の仮説は 「日経平均株価は始値よりも終値のほうが下落する事のほうが多い」 なので

・始値で売って終値で買い戻す

・大和上場投信-日経225(1320-TS)での取引を想定(1日)

・取引手数料は 50円/1日 (マネックス証券 ミニプラン:2017年5月22日より適用予定の手数料を先取りして適応します)

※今回の評価では、条件を単純化して紹介する為に上の条件にしています。(故意にパフォーマンスをよく見せようとする意図はありません)

□EasyLanguage で 売買注文 を 書いてみる

細かい説明は後回しにして、コードを書いてみましょう。

EasyLanguageの開発環境を起動します

開発環境が起動したら

「ファイル」-「新規作成」ー「ストラテジー」を選びます。

名前を入力するようにウインドウが開くので、名前は何でもよいらしいのですが、今回は「#001最初の戦略」としておきましょう。(日本語が使えるのは安心出来て良いですね)

真っ白な画面が現れますので、下のように コードを 2行 打ち込みます(たった2行)

SellShort Next bar at market;

Buytocover This bar on Close;

※コードの終わりに ”;” を忘れずに 打ち込んでください

(上のコードをコピーして貼り付けてもOKです)

コードが打ち終わったら 検証ボタンを クリック

下段の アウトプット欄 銘柄名の下に 0エラー、0警告 と表示されていることを確認してください。

もし、別のメッセージが出ていたら どこかが間違っています。 間違っている箇所を修正して、検証ボタンを押し 0エラー、0警告 と表示されるまで間違いを修正します。

<コードの説明>

打ち込んだコードの意味が分からないと、「もやもやして先に進めない」って方は多いと思いますので、簡単に説明します。

・EasyLanguage の プログラムコードは チャートの足の単位で実行されます。

今回は 大和上場投信-日経225(1320-TS) 日足 のチャートを対象とするので、1日ごとに打ち込んだ プログラムコードが 実行されます。

SellShort Next bar at market;

上のコードの意味は 「空売りをする 次のバーで」 です。

つまり、チャートが日足なので 「次の日の始値で空売り」です。

Buytocover This bar on Close;

上のコードの意味は 「買い戻しをする このバーの終わりで」 です。

つまり、チャートが日足なので 「当日の終値で、空売りの買い戻し」です。

・2行のコードが実行されると、 「始値で空売りして、終値で空売りの買い戻し」をします。

 

□EasyLanguage で 書いた 売買のコードを チャートに適応

最初に表示させた 大和上場投信-日経225(1320-TS)に適応させてみましょう。

念のため、チャートが日足になっているか確認。 OKならば チャート上で右クリック

「ストラテジーを挿入」をクリックするとしたの画面が表示されます。

「#001最初の戦略」を選んで OK ボタンをクリック

※名前の先頭に ”#” を 付けたのは 後の検索で 見つけやすい為です。(リストの上部に表示される)

細かな設定は後回しにして、 OK ボタンを押します。

すると、

チャート上に ゴチャゴチャ表示 されましたね。

見にくいので、チャートの間隔を広げると、下の様に 売り(Short) と 買い戻し(Cover)のタイミングが矢印と共に表示されます。(個人の設定によっては表示が異なります)

□2行のプログラムコード による(投資戦略の結果は)

〇ストラテジーパフォーマンスレポート で簡単に見ることが出来ます

メニューの 「表示」ー「ストラテジーパフォーマンスレポート」をクリック

詳細な情報が表示されます。

※取引枚数・手数料・スリップページ等の設定が正しくないと、実際の取引と異なった情報となりますので、注意してください。(このページの手順でも後回しにしています)

パフォーマンスレポートの下部の「パフォーマンスグラフ」をクリックすると、何とグラフまで表示されるじゃありませんか。

〇たった2行のプログラムコードを書くことで投資戦略の検証をすることが出来ました

今までエクセルを介して、検証を行っていました。

データをダウンロードして、エクセルに呼び込んで、編集して、関数入れて、集計して、グラフ化して・・・・・・・

今回の単純な戦略では、

□EasyLanguage を使えば たった2行の コードを書くだけで 検証が完了!

頑張って覚える気になってきました。

この続きはまた後日にしますが、注意事項を改めて記載しておきます。

ここまでで検証した方法は、手数料や、取引枚数 その他の実際に取引するうえで、起こりうるリスクを考えていません。 この先の検証方法は後日記載します。(ブログ管理人も勉強中です)

この記事だけをよんで、すぐに自動売買を始めることは、多くのリスクがありますので、絶対に避けてください。

管理人 あしお からのお願いです。

なお、EasyLanguage 覚え書き のページを用意しています(随時追加しています)ので、参考にしてください。

EasyLanguage 覚え書き

◆日課の発声:「マネックス証券版 トレステ / トレードステーション(TradeStation)で生活を豊かにするぞ!」

(自分の思いを、声に出して毎日宣言すれば、実現の可能性が高まるようです。深夜に叫んでいては、思いが実現する前に不審者として逮捕されるかもしれないので、ブログ更新の際に記載することにしました。)