これまでの検証で、

「利益900万円の投資戦略」

の バックテストでは、利益が出る損益チャートになっています。

前の記事は下のリンクからどうぞ。

トレステ[トレードステーション] で システムトレード[株式自動売買]のストラテジー(戦略)を構築する1(利益900万円の戦略を検証)

トレステ[トレードステーション] と エクセル を 連携して システムトレード[株式自動売買]のストラテジー(戦略)を構築する2(10年で利益900万円の戦略を検証)

 

今回は、もうひとひねりしてみます。

□曜日によるフィルタをかける

「10年で利益900万円の投資戦略」は、 寄りで「売り」、引けで「買い戻し」の単純な 寄り引け戦略です。

日本の休場明け(海外市場の影響を受けやすい)月曜日と、金曜日(休みの直前)では、条件が違うと思いませんか?

ならば、検証しましょう!

〇  EasyLanguage(EL) で 曜日を扱うなら DayOfWeek

・ヘルプより

DayOfWeek (Reserved Word)

指定した暦日の曜日を返します。(0 = 日曜日、6 = 土曜日)。

DayOfWeek(1011024)

2001年10月24日は水曜日であるため、3を返します

ELでは、チャートの足毎にプログラムを実行するので、

dayofweek(date) //で曜日の判定が出来ます

いいねぇー これですぐに検証が出来る と 思ったのですが、困ったことが。

ELでは このコードが 使えませんでした

使えないコード

if dayofweek(date) = 3 then  // もし水曜日ならば

Sellshort this bar at open;   // このバーの 始値で成り行き買い

Tradestation開発環境(TDE)に 「次のバーでのみ成り行きで注文が出来ます。」と怒られてしまいました。

バックテストのために、使えるようにしてほしいなぁー(マネックス証券さんお願いします)

他のやり方を、ネットをさまよって探していると、大切な休日が終わってしまいそうなので、強引なやり方ですが、次のロジックでプログラムを書きます。

「 指定した曜日 の 次の日足 の 始値で空売りして 終値で買い戻す 」

次の日が休場の場合、曜日がズレます。 まぁバックテストですから。 アバウトにゆきましょう。

”//” の 後に続く文字は 説明です。 プロクラムとして実行されません。

<プログラムコード>

Input:Weeknumber(0);

//後から曜日を変更するので inputで曜日の変数を宣言 (Weeknumber:私が好きに決めました、変更してもOK)

If dayofweek(date) = Weeknumber then

Sellshort next bar open;

//もしも 今日が Weeknumberで指定した曜日ならば、次の日の始値で 空売り

Buytocover this bar on Close

// 終値で 空売りの反対売買 をする

<プログラムコードここまで>

 

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□大和上場投信-日経225(1320-TS)で 検証してみましょう

・チャートを表示して、足種を日足に設定 (検証期間は2015年5月7日から2017年5月2日)

・チャートを右クリックして ストラテジ-を挿入 (今回作成したストラテジを選んでください)

・曜日の 数字を 1(月曜日) で バックテストしてみました。(売買はだいたい火曜日)

あまりよくありませんね。

曜日は5パターンしかないけど、最適化してみましょう。

私の環境では、デフォルトで 開始が -1(マイナス1)になっていましたが、 曜日は 月曜日が1、金曜日が5なので、 1から5 まで。 増分はもちろん 1 です。

 

最適化で選ばれた(一番成績が良かった)のは、3の様です。 木曜日(だいたい)の売買ですね。

成績の良いのは 3(水曜日) と 1(月曜日) なので、売買は 木曜日 と 火曜日 です。

この成績の良い曜日に 限定して 売買したらどうなるでしょうか。

 

□木曜日 と 火曜日 に 取引を限定する

(しつこいですが実際は 水曜日の翌立ち合い日、 月曜日の翌立ち合い日 となります)

<プログラムコード>

If dayofweek(date) = 3 then

Sellshort next bar open;

//上は 曜日番号が 3 の時だけ 空売りのプログラムコード

If dayofweek(date) = 1 then

Sellshort next bar open;

//上は 曜日番号が 1 の時だけ 空売りのプログラムコード

Buytocover this bar on Close;

<プログラムコード ここまで>

 

パフォーマンスを見てみましょう。

損益チャートとしては、まずまずでしょうか。

 

前回も上記のコメントを入れさせてもらいました。

投資は自己責任と言いますが、絶対にこの記事だけをみて、このトレード条件で実トレードを行わないよう、お願いします。

どの様なリスクがあるのか、この後のブログで紹介したいと思います。

ブログ更新は後日になると思いますが、少々お待ちください。

 

◆日課の発声:「 マネックス証券版 トレステ  /  トレードステーション (TradeStation) を使った 株式自動売買 で生活を豊かにするぞ! 」
(自分の思いを、声に出して毎日宣言すれば、実現の可能性が高まるようです。深夜に叫んでいては、思いが実現する前に不審者として逮捕されるかもしれないので、ブログ更新の際に記載することにしました。)