この記事は連載です。 連載最初の記事はこちら。 ⇒ https://tradestation.life/blog/learning-easylanguage1/
株式投資をするうえで、 2018年12月現在 最強のトレードツールは マネックス証券の トレードステーション です。(個人評価)
その、トレードステーションを自由自在に操るには、イージーランゲージ[EasyLanguage]の知識が必要です。
イージーランゲージ[EasyLanguage]?
イージーランゲージ[EasyLanguage]はプログラム言語
プログラム言語!? 「聞いただけで鳥肌が立つ」「そんなの出来るはずない」と思う方が大半ですよね。
EasyLanguageとは?
トレードステーション上のほぼ全てのアクションは、EasyLanguageという独自の言語で構成されます。”Easy”と名付けられている通り、初歩的な英文で記述される非常にシンプルなプログラム言語になります。
例えば、移動平均線がゴールデンクロスした場合に買い注文を出すプログラムは、以下の一文で済むほどシンプルです。
”If FastAvg crosses over SlowAvg then Buy next bar at market ”
出所:https://info.monex.co.jp/tradestation/features/other/ マネックス証券の機能紹介ページ
簡単なんです。だって”Easy”って名前だから。。。。
イージーランゲージ[EasyLanguage]を学ぶには
簡単と言っても、EasyLanguageはプログラム言語です。
しっかり学びたい方におすすめなのが、マネックス証券の公開しているマニュアル
EasyLanguage ホームスタディコース(ガイドブック) です。
https://info.monex.co.jp/tradestation-support/manual.html#01 こちらのページでもらえます。
このブログでは、「EasyLanguage ホームスタディコース」の演習問題を実際に操作しながら、解いてゆく過程を紹介したいと思います。
<練習問題:02>チャート上に出来高を描画する
「EasyLanguage ホームスタディコース」P22より
この実習の完成イメージはこちら
EasyLanguage開発環境(エディタ)にコードを書き込みます
※EasyLanguage開発環境を起動させる方法は、この連載1のページ中頃をご覧ください。
名前は #902 Volume としました。
プログラムコードは
Plot1(Ticks, “出来高”);
これだけです。
最後の ; を忘れずに。
書き込みが終わったら、プログラムコードに間違いが無いか、チエックするボタンを押して確認します。
0エラー、0警告ならOK。
誤りがあれば修正し、チエックするボタンを再度押します。
Plot1(Ticks,”出来高”); の意味
Plot1
トレードステーションでは、インジケーターを99個まで表示することができます。
Plot1の 1 は その「1番目」の意味です。
Ticks
約定回数、出来高、未決済建玉に関連する EasyLanguageの予約語です。
少し分かりづらいですね。
ここでは、出来高を取得出来る「おまじない」としておきましょう。
※Easy Languageホームスタディコース P137 以降に詳しい説明があります。
”出来高”
これは、このプロットの名前です。 名前は任意に付けられます。
チャートに表示させます
チャート上で右クリックし 「分析テクニックを挿入」をクリック
インジケーター タブから 先ほど作成したファイル名を選んでOKボタンを押します。
チャートの下部に(デフォルトの設定の方)出来高が折れ線グラフで表示されました。
でも、出来高は棒グラフで表示されるのが普通ですよね。
チャートの上で右クリックし、「分析テクニックの設定」
作成したインジケーターの名前 (私は #902 Volume としました)を選んでから 設定ボタンを押します。
すると右側のウインドウが開きますので、 「スタイル」タブ タイプ(T) の ヒストグラム を選択して OK ボタンを押します。
はい、棒グラフに変わりました。
でも、少しグラフの線が細すぎますね。
これも変えられます。
チャート上で右クリックし、インジケーターの設定に進みます。(先ほどの手順と一緒)
「スタイル」タブ 線の太さを好みに変更してからOKボタンを押します。
イメージ通りのチャートに仕上がりました。
今回はこの辺で終わりにします。
お疲れ様でした。
まだまだ元気な方は次の記事にお進みください。↓
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