日経225先物 (日経平均株価先物)で 裁量デイトレード

2017年06月3日　日経平均株価は2万円の大台を超えました。　終値では、２０１５年８月１９日以来約１年９カ月ぶりの高値水準です。

たまたま6月3日は仕事が休みだったので、トレードステーションのチャートを見ていました。
トレードする気はなかったので、のんきにチャートを見ていたら日経平均株価が2万円を超えてきたじゃありませんか。

□久しぶりに、裁量デイトレードにチャレンジです。

事前準備が出来ていないので、日経225ミニで練習トレードです。　負けても授業料と割り切れる金額でのトレードとしました。

□相場観とトレード方針

〇トレードする前に方針を決めて、手帳に書き出します。

これはとても重要です。　特に裁量トレードを行う場合は、ポジションを取ったとたんに、自分のポジションに有利な情報にバイアスがかかります。

株価が上がるポジションを取った場合は、株価が上がる情報がより多く脳にインプットされて、株価が下がる悪い情報にフタをしてしまいます。

このように片寄った、情報がインプットされた状態で、脳が正しい判断をするとは思えません。
ありがちな、「損切の遅れで損失拡大」これは、あなたの意志の弱さが原因ではありません。
脳の仕組みなんです。

なので、

◎トレードを始める前に、投資戦略を決めて、変更できないように紙に書き出すのです

下の画像は、私が使っている自作のシステム手帳のリフィルです。
別の記事で詳細を説明しますね。

自作マーケットサマリー　投資戦略　記録リフィル

□相場観とトレード方針

• 終値は2万円前後に落ち着く
• 後場が始まるともう一段上げた後、15時に向かって2万円程度まで調整する
• デイトレード戦略は　売り戦略
• 米国の雇用統計等の発表が夜の9時30分にあるので、この時点の相場展開までに決済する
• 前日の終値より600円以上上がったら、損切する　（損切の根拠は別の機会に紹介します）

ポジションを取る前にトレード方針を決めました。

※この記事は翌日の6月3日に書いているので、本当に事前に予測したの？　と思われるかもしれません。　嘘はついていませんし、毎回予測が当たる事もありません。　　事前に予想して書き留めることが大切なんです。

□6月2日の値動きとトレード履歴

トレードは日経225先物なので、下のチャートは朝8時45分から翌日の朝5時30分までです。

・後場からの一段高を予測していたのに、エントリーが早すぎました。（反省）

・現物株の取引終了時間後（午後3時過ぎ）に先物の値が下がっていることを確認
このタイミングで調整が済んだら、ナイトセッションでの上昇も予想されるので、リスクが高まった。

・夕食でビールを飲みすぎたので、相場転換のキーとなる、米国雇用統計等の発表時間　夜9時30分に携帯のタイマーをセット。（寝てたら大変）

・予想通り下落したので、板の勢いを見ながら返済買いのタイミングを図ります。

欲張らずに、返済買い注文を出して、　本日の損益　＋14,672円

負けても授業料と思ってエントリーした、久しぶりの　裁量デイトレード　でしたが、運よく利益が出ました。　これは家族に還元することにします。

※２０１８年４月１日現在　マネックス証券のトレードステーションで、日経225先物取引は出来ません。

皆さんの声を集めて（マネックス証券さんへ）トレードステーションで日経225先物が取引できるように働きかけましょう！