移動平均線は、テクニカル指標の中でも一番有名な、指標と言ってもよいでしょう。
テクニカルアナリストの方に、移動平均線を使ったトレンドやサポートの
見方を教えていただきました。
トレンドを確認
まず、パソコンやスマホの画面で見るローソク足チャートは何足を見ますか?
5分足でしょうか?
日足でしょうか?
それとも週足?
多くの方は5分足ではないでしょうか。
トレードツールのデフォルトが5分足だったりするので、当然の結果といえば当然です。
株価のトレンドを把握するなら、より長期のトレンドを重視します。
私が株式投資を始めた20年前も、そのように言われていました。
プロがローソク足を見る順番はこれだ!
それでは、プロはどの順番で見るのでしょうか。
- 月足
- 週足
- 日足
この順番で見るのです。
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月足でトレンドを見る
「月足なんて見たことない」って方もいるのでは?
月足の移動平均線は、 12足(1年)、24足(2年)、60足(5年)を使用します。
1年が短期の移動平均線って不思議な感じがしませんか。
3本の線の位置や、方向も重要な情報
短期の移動平均線が長期の移動平均線とクロスしていたり、
3本の線の離れ具合も売買の判断に活かします。
2005年7月と2013年2月付近で3本の線が接近して、
最長期(60足/5年)の線を抜いています。
そこから長期間の上げ相場が始まったように見えます。
60足(5年)の移動平均線はサポート・レジスタンスとして機能しやすいとのこと。
週足でトレンドラインを引く
週足では、移動平均線を使わずにトレンドラインを引きます。
月足のトレンドと方向性が合っているかも確認しましょう。
日足で売買の戦略を練る
ここでやっと日足の登場です。
日足の移動平均線は、 25足(25日)、75足(75日)、200足(200日)を使用。
日足では、合わせてテクニカル指標のRSIも使っているとのこと。
RSI は9日平均を使っているようです。
まとめ
プロが見るローソク足の順番は
- 月足
- 週足
- 日足
月足の移動平均線は、 12足(1年)、24足(2年)、60足(5年)を使用。
週足でトレンドラインを引く。
日足の移動平均線は、 25足(25日)、75足(75日)、200足(200日)を使用。
さて、いかがだったでしょうか?
そんなこと基本の「き」だよ! と 思われた方。
「へぇ~。やってみよう」 と 思われた方。
「テクニカル指標なんて当てにならん」 なんて方もいらっしゃると思います。
もちろん、これを覚えたからって明日から相場で連戦連勝とはならないでしょう。
私が一番重要視しているのは、「相場参加者は何を気にしているのか?」です。
多くの相場参加者が気にしている指標が、あるシグナルを出していたとしたら。
何かが起こりそうですよね。(*^_^*)
このブログが、これからの投資ライフの一助になれば幸いです。
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