日経平均株価が大きく値を下げています。
果たしてどこまで値を下げるのでしょうか?
「△月○日に、XXXXX円を付けた後、上昇します。」
こんなことを言い切れるのは、予言者 又は 詐欺師 だけでしょう。
株価は、上がったり下がったりするものです。
今の日経平均株価のチャートをみてあなたはどう感じますか?
あなたが、直近の高値で株を買っていたなら、絶望?
あなたが、信用売りを仕掛けていたなら、幸福の絶頂?
見ているチャートは同じです。
チャートの表示期間
あなたがいつも見ているチャートは日足ですか? 5分足ですか?
下のチャートは日足です。(マネックス証券のトレードステーションのチャートです。)
最近の株高に誘われて、株式投資を始めたばかりの方には、絶望的なチャートに見えるはずです。
日本の株は、谷底にダイブしているように見えます。
底の見えない谷底へ。。。。。。。
週足を見る
下のチャートは、週足です。
やはり大きく下げている、状況が良くわかります。
もう少し、週足の表示期間を広げてみましょう。
上のチャートは、2017年9月の最終週から2018年10月26日まで表示しています。
約1年間の間に大きく、値を下げているのは2回。
①の下げ幅は -3782.04円
②の下げ幅は -3476.14円
①の方が日数は多く掛かっていますが、下落幅は②よりも大きかったことが分かります。
1年の間に2回ある事って特別なことでしょうか?
表示期間を広げる
表示期間をさらに広げてみます。
2013年からの週足チャートです。
直近の下落幅(-3476.14円)ミドリの矢印 を過去の下落チャートに重ねてみました。
過去4回の下落の内、直近(2018年10月)の下落幅が小さい事が分かります。
これをどう見るか?
もう少し下げる可能性があると見ますか?
月足を見る
次に月足を見てみましょう。
チャートの横線の価格は以下となります。
:1996年6月28日の高値 私が 真のバブル崩壊後の高値と感じている価格。 22,750円(2017年11月30日に突破された)
(2017年10月31日に突破された)
ブルーライン:2018年3月にPER12倍の水準まで下落した。 いまのPER12倍の水準は 20,800円。
世界情勢の影響を大きく受けなければ、私は
日足で確認
日足チャートに戻りましょう。
2018年10月26日に
にタッチしました。これから株価反転を期待したいところです。
ただし、世界情勢が混沌としている中、さらなる下落にも備える必要があります。
予測している下値を割り込んだときに、パニックにならないために!
それがブルーラインです。
ブルーライン:2018年3月にPER12倍の水準まで下落しました。 いまのPER12倍の水準は 20,800円なので、当面の下値ラインとして、適当と考えます。
過去の価格下落の値幅と比較しても、さらなる下値余地があります。
私は、 予言者でも詐欺師でもありません。
今言えることは、
株式投資初心者へアドバイス
株式投資初心者に、重要なアドバイスがあります。
株式投資に絶対はありません。
リスクを適切に管理して、株式投資を楽しんでください。
そのリスクを受け入れられないのであれば、身分不相応のリスクと考えましょう。
そして一番重要なこと。
それは、目先の利益を求めることではありません。
来年も再来年も、「株式投資を続けていられる事」なのです。
リスクを過剰に取り過ぎた場合、一回のトレードで投資資金をすべて失う事もあり得るのです。
チャンスは何度でも訪れます。
株式投資を続けてさえいれば。
来年もこのブログで会いましょう。
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※この記事は、主にブログ管理者の主観にもとづくものであり、特定の銘柄の売買を推奨・投資の勧誘を目的としたものではありません。
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この記事を書いた人
ゆたかドットらいふ編集部
あしおゆたか
投資歴20年の個人投資家
机上の理論ではなく、実体験に基づいた記事作りをモットーにしています。
スポーツクラブに毎週2日~3日通い、サウナ後の暴飲暴食が趣味。
◇主な投資対象
日本株式
株式ETF(上場投資信託)
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