2017年は仮想通貨元年などと言われました。
仮想通貨で一番知名度の高いビットコインの値上がりはなんと、
1年で約2000%の値上がりとのこと!
2000%の値上がりって。。。。
1万円分のビットコインを所有していたら、2千万円になる計算です。
5万円万円分所有していたら、 1億円。
いわゆる 億り人 となれたのです。
高額の受講料を請求する投資塾のサイトであれば、
さぁあなたも、億り人へ! 乗り遅れるな。 今すぐ決断を!
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などと煽りまくる所でしょうが、ここは冷静に考えてみましょう。
トレードステーションでビットコインチャートを見る
マネックス証券のトレードステーションなら、ビットコインのチャートを見ることも、分析する事、そして自分の投資手法でトレードした場合のシミュレーションも出来ちゃいます。
2018年3月18日現在、トレードステーションで見る事が出来るビットコインの情報は。
$BRTI(D) | CMEビットコイン指数 |
BTCUSD | Bitcoin / US Dollar |
BCHUSD | Bitcoin Cash / US Dollar |
まずはトレードステーションでチャートを見てみましょう。
トレードステーションのチャートをマウスポインターで選択して、アクティブにします。
銘柄コード欄に $BRTI と入力します。
こちらが ビットコインの日足チャートです。
あなたもご承知の通り、暴騰したあと急激な暴落がありました。
怖いですか?
もちろん「怖い」という感情が無ければ、長い投資生活の中でいつかは破産してしまいます。
でも、ビットコインは
1年で約2000%の値上がり をしていました。
暴騰して注目を集めた後の、大暴落。
幾度となく、繰り返された風景です。
この暴落は、相場の歴史を勉強された方ならば、むしろ当たり前の現象でしょう。
チャートを見る順番(重要です)
チャートを見る際に、重要な事。
それはより長い期間のチャートから見ることです。
まずは、月足、週足、そして日足。
○月足チャート
○週足チャート
○日足チャート
※デイトレードを考えるのであれば、5分足等の日中足も見ますが、今回はビットコインを買うべきか?の判断なので、日足までを見ます。
フムフム。 どのチャートを見ても同じようなトレンドですね。
ここでも注意点が一つ。
このチャートは「CMEビットコイン指数」です。
取得しているデーターは2017年5月1日からとなります。
長期のデータと言っても、2017年5月1日からのデータなので、より短期のチャートと比較しても、トレンドに変化が無いように見えるのだと私は考えます。
それ以前の過去データをみても、地を這うようなチャートになるので、あまり意味はなさそうです。
日足を使って、レジスタンスライン、サポートラインを引いて、もう一度チャートを見てみましょう。
今度は先ほどと逆に 日足ー週足ー月足 の順番です。
○日足チャート
○週足チャート
○月足チャート
あなたはどう判断しますか?
一番下のラインまで落ちることは、ビットコインの将来性からみて、可能性は少ないでしょう。(少なくとも2018年の内は)
買うなら、真ん中の6,000ポイントまで落ちてくるのを待ちますか?
ここまでは、チャートを判断材料とした、簡易的なテクニカル分析です。
株価の判断であれば、企業の業績や財務状況、業界を含めた将来性などもみた、ファンダメンタルズ分析も必要ですよね。
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仮想通貨のファンダメンタルズ分析
さて、問題なのが仮想通貨のファンダメンタルズ分析はどのように行えばよいのでしょうか。
結論を先に言いましょう。
答えはまだありません。
世界中の誰もがどのように分析をすればよいのか迷っている段階です。
私が投資判断をする上で、一番重要視している情報は、「他の多くの人が信用している情報か?」 なんです。
えっ? 誰もが知っている情報が投資の役に立つの?
言い方を変えると、「皆が気にしている情報か?」です。
投資の初心者は、自分だけが知り得る情報、ごく少数の人しか知らない情報を求める傾向にあると思います。
希少な情報の価値に異論はありません。
ただし、ひとつだけ確実なことがあります。
過去も未来も、「自分だけしか知らない情報」で株価が動くことはあり得ません。
この点は今回のテーマから外れるので、このあたりで終わります。
単純化して考える
難しい事は置いといて、価格はなぜ上がるのか? なぜ下がるのか?
普遍的なものがあります。
それは、
需要と供給です。
必要だと思う人がより多くなれば、価値は上がります。
あなたはビットコインを必要だと思いますか?
多くの方が「必要だと思わない」でしょう。
ポイントは、「まだ必要だと思わない」。
SuicaとPASMO使っていますか?
電子マネーが世の中に出回った頃は、「あんなもの信用できない」と言っていた人も今では必需品では無いでしょうか。
もう少し古い話だと、「クレジットカード」なんて普及したら、日本中が多重債務者で溢れてしまう、と警笛を鳴らしていた方も多くいらっしゃいました。
ビットコインは普及するか
「ビットコイン」 名前だけは、誰もが知る存在になりました。
存在は知っているけど、多くの人が使っていない。
これが、普及し始めたらどうなるでしょうか?
現在:知っているけど持っていない
普及したら:使うから必要
大きな需要が生まれます。
価値を決めるのは、なんだったでしょうか?
需要と供給でした。
旅行大手の 「HIS」 や 家電量販店の 「ビックカメラ」 でも、ビットコインでの支払いが可能です。
そして、多くの飲食店がビットコインでの支払いを始める準備をしています。
ビットコインは発行数があらかじめ決められています。
供給数は限られているのに、
需要は爆発的に増える可能性があります。
もうこれは買うしかないでしょ!!
チョット待ってください。
ここまでは、ビットコインを買うのに有利な情報ばかりでした。
あなたは、ビットコインを買いたいと思っていませんか?
ビットコイン脳を冷やす
買いたいと思っているあなたの脳は、
ビットコインを買うためにポジティブな情報が好きです。
ビットコインに対するネガティブな情報は嫌いです。
脳は勝手に、好きな情報をより多く取り込み、嫌いな情報は無視しようとします。
冷静に判断するためには、ネガティブ情報を意識して取りに行く姿勢が必要です。
そもそも誰が買っているの? 取引所で盗まれたら? 規制されたら?
続きはこちらからどうぞ。
ビットコインを購入するにあたり開設した、仮想通貨取引所の口座は下の2つです。
どちらも、運転免許証があれば1日で登録が完了します。