どうする?トレードステーション日本株サービス終了[トレステ・自動売買・システムトレード]

TradeStation システムトレード トレステ

記事の更新日:2021年7月3日

 

マネックス証券から2020年8月7日(金)を最終取引日として「トレードステーション日本株」のサービスが終了するアナウンスがありました。

トレードステーションのユーザや、日本株のシステムトレードに興味を持たれている方々から、

 

「これからどうすればいいんだ」

 

このような声をいただいております。

 

日本のシステムトレードを盛り上げたいと思い、立ち上げたのがこのブログサイトです。

 

マネックス証券トレードステーションのサービス終了に伴い、私たちにはどのような選択肢があるのか探ってゆきたいと思います。

まだ情報が少ないので、新しい情報を得ましたら随時このページに追記してゆきます

 

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トレードステーションサービス終了

 

マネックス証券トレードステーションが使えるのは、2020年8月7日(金)まで。

下はマネックス証券さんのサイトです。

画像をクリックすると、マネックス証券さんのサイトに飛びます。

出所:マネックス証券HP https://info.monex.co.jp/ts-info/news/20200507.html

 

以下抜粋

サービス終了日

トレードステーションプラットフォーム、モバイルアプリからの日本株のお取引は、2020年8月7日(金)を最終取引日(最終約定日)として終了いたします。2020年8月7日(金)の取引終了時点で残っている未約定の注文(自動売買プログラムを含む)については、すべて失効となります。

 

サービス終了日以降のお取引について

2020年8月7日(金)の取引終了時点でトレードステーション利用契約中のお客様は、2020年8月11日(火)以降、特にお手続きいただくことなくマネックス証券の証券総合取引口座にて日本株をお取引いただけます。

 

預り金、株式残高、信用建玉等について

サービス終了時点で保有されているお預り金、株式残高、信用建玉等は、証券総合取引口座へ移行されます。移行にかかるお手続きはございません。

 

サービス終了後、ご利用可能となる商品・サービスについて

サービス終了後、トレードステーション利用契約の終了に伴い、以下の商品・サービスがご利用可能となります。

・IPO、PO、立会外分売
・単元未満株(買付)
・マネックストレーダー等の取引ツール
・一般信用取引(売建)、短期信用、ワンデイ信用、スペシャル空売り
・SOR(Smart Order Routing)注文

その他、サービス終了後のトレードステーション利用口座との違いにつきましては、詳細をあらためてご案内いたします。

 

今後は、証券総合口座に一本化してサービス品質向上に努めるとのことです。

 

トレードステーションは使えなくなるの?

 

ユーザーとしては一番気になるところです。

 

サービス終了後ログインは出来なくなるため、株価の情報は取得できなくなります。

もちろん注文も出せません。

 

ログインしなくても使える?

 

トレードステーション日本株は、サービス期間内ならばログインせずに起動させることが出来ました。

 

株価データーを外部から取得する事が出来れば、チャート分析やシステムトレード戦略のバックテストとして使用出来る可能性があります。

 

この使い方は、マネックス証券が保証してくれるはずがありません。

可能性としての話です。

 

○2020年5月17日追記

他の方の情報によると、サービス終了後のトレードステーション日本株の使用は難しそうです。

トレステを使用し続けるには、米国トレードステーション証券の口座を開くしかないか?

 

○2020年8月8日日追記

サービス終了後のトレードステーション日本株の起動は出来ませんでした。

残念です。

しかし、Trade station開発環境は起動する事が出来ました。

 

Trade station開発環境起動方法はこちらの記事を参照ください。

トレステサービス終了後に、Trade station開発環境を起動させる方法。[トレードステーション]

 

 

 

楽天証券マーケットスピード II に待望のRSS登場!発注機能搭載で自動売買も思い通りに!

○2021年7月3日追記

 

ついに発注機能が楽天証券マーケットスピード IIRSSに搭載されました。

楽天証券公式HPのリンクはこちら

画像の出所:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20210614-01.html

 

気になる利用料金は、なんと無料!

 

素晴らしいじゃありませんか。

 

使用したレビュー記事は、後日アップいたします。

 

 

AUカブコム証券が国内証券唯一となるREST APIによる高速発注環境を個人投資家向け無償提供

○2020年8月19日追記

 

ついに、個人投資家向けにAPIが提供されます。

 

画像の出所:https://kabu.com/company/pressrelease/20200819_1.html

 

 

APIとは、API(Application Programming Interface)の略で、エクセルやPython、C#などのプログラム言語を使って、自動売買(システムトレード)を行うことが出来ます。

 

 

出所:https://kabu.com/company/pressrelease/20200819_1.html

 

 

 

米国トレードステーション

 

トレードステーションの本家、米国トレードステーションのサービスは継続します。

 

米国株の取引をされる方は、米国トレードステーション口座の開設も選択肢に入るのではないでしょうか。

 

米国トレードステーションが起動すれば、日本株データーを取り込んで分析・検証する事が出来そうです。

 

パッケージソフト

 

TradeStation2000i と言うパッケージソフトが販売されていました。

 

当時の価格は、249,900円

 

現在も購入出来るか不明ですが、販売サイトはこちらです。

※販売サイトへログインは出来ませんでした。

 

 

マネックストレーダーで自動売買

 

マネックス証券のトレードツール マネックストレーダープロα で自動売買が出来ました

 

下の画像は2007年のものです。

画像の出所:http://xn--9ckkn6335af6mbtb383bdt9cv8i.com/pdf/mane_ref_manual.pdf

 

このマネックストレーダープロαで、YesLanguageを使った自動売買が出来ました

 

2020年5月10日現在、マネックス証券のホームページで、マネックストレーダープロαの紹介がありませんので、サービスは終了していると思います。

 

もう一点注意したいのが、プログラム言語です。

 

使用出来るプログラム言語は、

Easy Language ではなくて Yes Language

 

プログラムの構文はほぼ一緒ですが、違う部分もある。

ややこしいです。

 

トレードステーションのサービス終了にともなって、マネックストレーダープロαのサービス再開に期待したいところです。

 

トレードステーション口座を開いている人は、マネックストレーダー等の取引ツールは使用する事が出来ません。

 

裏技的に、トレードステーションを外すと翌営業日からマネックストレーダーが使用出来るようです。

 

○2020年5月17日追記

マネックス証券に問い合わせたところ、

「マネックストレーダーでシステムトレードは出来ません」

「トレードステーションのサービス終了後は、マネックス証券でシステムトレードは出来なくなります」

このような回答がありました。

 

現時点で言えないことや、決まっていないこともあるでしょうが、残念な回答でした。

 

 

別のシステムトレードツール

 

トレードステーションに変わるトレードツールは存在するのでしょうか。

 

トレードスタジアム

 

画像の出所:http://sharetive.blog109.fc2.com/blog-category-10.html

 

トレードスタジアムは、トレイダーズ証券が提供していたシステムトレード専用 の検証・自動売買可能プラットフォームです。

2020年5月10日現在サービスは提供されていません。

 

トレードシグナル

 

 

トレードシグナルは、ひまわり証券が提供していたシステムトレード専用 の検証・自動売買可能プラットフォームです。

2020年5月10日現在サービスは提供されていません。

 

私もこのツールを使用していました。

自動売買ツールのサービス終了を経験するのは、2度目です。

 

ひまわり証券のサービス提供直後には、パッケージソフトの販売もされていましたが、今日検索しても販売サイトを見つけることが出来ませんでした。

 

岡三オンライン証券 岡三RSS

 

画像の出所:https://www.okasan-online.co.jp/ont/rss/

 

現在も使用出来るサービスです。

マイクロソフトのエクセルから直接発注出来るので、エクセルが得意な方には有力候補ではないでしょうか。

 

私もこのツールを使うために、岡三オンライン証券の口座を開設します。

使用感などはこのブログで配信する予定です。

 

○2020年5月17日追記

岡三RSSの使用を開始しました。

先行してYouTubeに動画をアップしています。

動画はここまたは、このページ下部の 動画で解説 のリンクからご覧下さい。

 

○2020年5月24日追記

トレステのインジケーターを移植しました。

YouTubeに動画投稿しています。

動画はここまたは、このページ下部の 動画で解説 のリンクからご覧下さい。

 

 

楽天証券RSS

 

 

楽天証券が提供するMARKETSPEED(マーケットスピード)と連動して使用するツールです。

岡三RSSと同様にエクセル上にリアルタイム株価を取得する事が出来ます。

 

ただし、楽天証券のRSSから直接発注する事はできません。

 

 

TradingView

 

○2020年5月17日追記

TradingViewは、証券会社の提供しているトレードツールではありません

 

専用のPineスクリプトで、ユーザーオリジナルのテクニカル指数や売買シグナルを作りバックテストをする事が出来ます。

別途ブローカーと契約すれば、実際の売買を行うこともできるようです。

 

このツールはまだ使っていませんので、レビューは出来ませんが強力なツールだと思います。

 

画像の出所:https://jp.tradingview.com/

 

画像の出所:https://jp.tradingview.com/features/

 

マルチチャート

 

○2020年5月30日追記

パンローリングが代理店を務める、相場分析ツール。

画像の出所:http://www.panrolling.com/seminar/multicharts/multicharts/

 

インジケーターのパラメーターも自由に変更する事ができます。

画像の出所:http://www.panrolling.com/seminar/multicharts/multicharts/

 

サクソバンク証券の口座を開設すれば、完全自動売買も可能。

※2020年5月30日現在、日本株式の売買には対応していません。

画像の出所:https://www.home.saxo/ja-jp/campaigns/multicharts

 

プログラミング

 

独自のプログラミング言語を使用して、完全自動売買を行うことが可能です。

画像の出所:http://www.panrolling.com/seminar/multicharts/multicharts/

 

トレードステーションのEasy Languageと互換性があるようです。

 

使用料金

月額 9,975円(9,500円+税)

出所:https://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=2011203800005&loc=rel

 

その他に、年額、生涯版があります。

 

 

エクセルが投資分析ツールになる日

 

○2020年6月13日追記

エクセルに新たな関数が搭載されます。

AI関連のシステム開発や分析に利用されているプログラム言語、Python搭載も噂されており、もし実現されればエクセルが高機能投資分析ツールになる日も近いかも知れません。

 

STOCKHISTORY 関数

 

株価や通貨ペアなどの価格データーを取得する関数です。

 

下の画像のように、株価データーを取得してチャートに表示する事が出来るようになります。

 

マイクロソフトの公式ブログで紹介されています。

画像の出所:https://techcommunity.microsoft.com/t5/excel-blog/announcing-stockhistory/ba-p/1404338

 

 

 

 

 

まとめ

 

マネックス証券トレードステーションのサービス終了は、日本株のシステムトレードを実践する方、目指す方にとって衝撃でした。

 

システムトレード環境をどのように移行させるのか。

 

皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。

このページは随時更新しますので、ご興味のある方はブックマークをしていただけると幸いです。

 

このブログは、今後も日本のシステムトレードを盛り上げるために継続するつもりです。

 

一緒に頑張りましょう。

 

動画リンク集ページ

 

脱トレードステーションに役立つ動画リンクを集めました。

随時リンク先追加します。

脱トレードステーション動画リンク集[Python・エクセル・auカブコム証券API・岡三RSS・で株価分析]システムトレードへの第一歩

 

 

動画で解説

 

 

○2020年5月17日追記

 

○2020年5月24日追記

 

○2021年5月2日追記

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

ゆたかドットらいふ編集部

あしおゆたか

投資歴21年の個人投資家

机上の理論ではなく、実体験に基づいた記事作りをモットーにしています。

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