auカブコム証券APIとPythonでトレードアプリ開発。
初心者向けにアプリ開発方法を解説します。第1回Streamlit導入編。
記念すべき1回目は、Streamlit導入編です。
Streamlitを使えば、超絶簡単にWEBアプリを作成することが出来ます。
第1回auカブコム証券APIとPythonでトレードアプリ開発。
【目次】
00:28 この動画のコンセプト
01:04 カブコム証券APIの紹介
04:04 Streamlit紹介
05:18 PyCharmのローカル環境でStreamlitを実行させる
08:21 APIリファレンス
10:01 データーフレームの表示
15:52 為替情報の取得
Streamlitとは
2021年5月現在、最速でアプリ開発をするならStreamlit一択です。
(もちろん個人的感想です)
しかし、
皆さんも、この手軽さに触れたらきっとそう思うに違いありません。
このようなWebアプリをローカル環境で実行するまでに、必要な時間はナント10分程度なんです。
このアプリのコードはこちら。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
import streamlit as st st.title('初めてのトレーディングアプリ作成') st.write('文字列だって簡単に表示できちゃいます。') if st.button('ボタンを押してください。'): st.write('ボタンが押されました。') else: st.write('ボタンが押されたら、ここの表示が変わります。') |
ボタンを押すと、ボタンの下の表示が変わります。
Streamlitを自分のPCにインストール済みならば、1分もかからずにこのアプリを作成することができます。
どうですか? 凄いと思いませんか?!
PCへのインストールはpipで行います。
コードの概要はこちら
#Streamlitをインポート
import streamlit as st
#タイトルを表示させる
st.title(‘初めてのトレーディングアプリ作成’)
#文字列を表示させる
st.write(‘文字列だって簡単に表示できちゃいます。’)
#ボタンを表示させる
if st.button(‘ボタンを押してください。’):
#ボタンが押された後の処理
・・・・st.write(‘ボタンが押されました。’)
#ボタンが押される前の処理
else:
・・・・st.write(‘ボタンが押されたら、ここの表示が変わります。’)
PyCharmでStreamlitを実行
私の使用しているIDE(統合開発環境)はPyCharmです。
PyCharmでStreamlitを実行するには、設定が必要です。
Run – Edit Configurations
Interpreter options に -m streamlit.cli run を入力して、 Apply – OK ボタンを押します。
するとPython.exe実行時に、入力したオプションを追加して.pyファイルを実行してくれます。
この設定をしておけば、PyCharmのローカル環境でStreamlitを実行することができます。
2023年10月7日追記
Pycharmがバージョンアップして設定画面のレイアウトが変わりました。
表題 Interpreter options が表示されていないので、どこに入力して良いか迷いますよね。
日本語表記でこの設定画面にたどり着くには、
実行ー実行構成の編集 と進みます。
なお、この設定をしなくても、ターミナルから下のコマンドを実行すれば、Streamlitが起動します。
実行するには ターミナルで
streamlit run main.py
streamlit run (pythonファイル名)同じ階層から実行する場合
streamlit run <Pythonファイルパス>
auカブコム証券API
証券会社側のツールは、auカブコム証券のkabu STATION APIを使用します。
利用料金は、なんと実質無料!
信用取引口座か、先物口座を開設して毎月1回以上の取引実績があれば、無料で使い続ける事ができます。
信用取引の取引手数料無料条件で取引をすれば、まさに無料、ゼロ円です!
https://kabu.com/company/lp/lp90.html
どうですか?
良い世の中になったものです。
Pythonコードの書き方や、設定方法などはこのページ上部に動画リンクを貼っていますので、ご興味がある方はご覧下さい。
動画で使用したサンプルコード
動画で使用したサンプルコードは、このページに掲載しています。
関連動画
auカブコム証券APIをPythonで操作。初心者向けシステム導入の解説をします。[日本株自動売買・システムトレード]
auカブコム証券APIをPythonで操作2。初心者向け、サンプルコード解説とカスタマイズ。
【目次】
00:29 ダイジェスト
00:50 本編・サンプルコードダウンロード
02:05 サンプルコードの概要
04:47 APIを使用する為の条件を確認
06:10 トークン取得
06:57 現物買い注文のPythonコード
11:06 サンプルコードの変更
23:22 注文の取り消し
27:11 先物の発注
34:20 PUSH配信
この記事を書いた人
あしおゆたか
投資歴21年の個人投資家
机上の理論ではなく、実体験に基づいた記事作りをモットーにしています。
スポーツクラブに毎週2日~3日通い、サウナ後の暴飲暴食が趣味。(現在自粛中)
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