私は、株価分析や日本株の完全自動売買(システムトレード)に、マネックス証券の高機能トレードツール[トレードステーション]を使用しています。
トレードステーション(Trade station)を使えば、長期間の株価データーを使って株価分析をする事が可能です。
日経平均株価の月足なら何年前からのデータを取得する事が出来るのでしょうか?
1991年1月4日からのデーターをチャートに表示させる事が出来ました。(2020年1月25日現在)
スゴイです。
スゴイですけど・・・。
日経平均が史上最高値を付けた、バブル絶頂期のデーターが取得出来ていないんです。
これは非常に残念です。
株価分析をする上で、最高値データーを見る事が出来ないのは困りますよね?
でも、大丈夫!
トレードステーション[Trade station]なら、そんなワガママにも答えてくれます。
トレードステーション[Trade station]には、外部データーを取り込む機能があるんです。
スポンサーリンク
株価データーの取得
株価データーがテキストファイルで、ファイル内のテキスト情報が正しい形式で設定されていれば、TradeStation で読み取ることができます。
長期間の株価データーは有料で提供されることが多いのですが、下で紹介するサイトなら無料でデーターを取得する事が出来ます。
ダウンロードのボタンを押すだけで、なんと1949年以降の日経平均株価データー(終値)がテキストファイルでダウンロード出来るんです。
サイトのアドレスはこちら。 https://www.macrotrends.net/2593/nikkei-225-index-historical-chart-data
ダウンロードしたファイルはテキスト(CSV)ファイルなので,メモ帳やエクセルなどで開くことが出来ます。
出所:https://www.macrotrends.net/2593/nikkei-225-index-historical-chart-data
取得したデーターの加工
今回はエクセルでデーターを加工しました。
1行目から15行目までは、株価データーではないので、削除します。
1行目のフィールド名を変更します。
○変更前
○変更後
B列のフィールド名をvalueからCに変更しています。
その理由は後述します。
フィールド名の変更が終わったら、CSV形式で保存し直しましょう。
テキスト形式であれば何でも良いと思ったのですが、取り込み時にエラーが出たので、私は次の形式で保存しました。
トレードステーションに外部データ(CSV)を取り込む
トレードステーションを起動してチャートを表示させます。
(このとき表示されている銘柄はどの銘柄でも構いません)
チャート上で右クリック。
銘柄コードの設定を選択。
設定タブの検索ボタンを押します。
サードパーティータブの追加ボタンを押し、データソースを追加/編集ウインドウの参照ボタンをクリック。
先ほどエクセルで編集したCSVファイルを保存したフォルダを選んでOKボタンを押します。
銘柄コードを指定するショートカットとして使用する、接頭辞を入力してOKボタンを押します。
ここではaaaとしました。
エクセルで編集し、保存したCSVファイルを選んでOKボタンを押します。
足種を 月 データの範囲を70年前に変更します。
※取得したデーターは67年前からですが、多めに設定しても問題ありません。
入力が終わったら、OKボタンを押します。
ジャジャーン!! 見事チャートが表示されました。
バーの間隔を縮小してチャート全体を表示させます。
見事1949年以降の日経平均株価データーのチャート全体が表示されています。
お見事! 壮観な眺めです。
上のチャートの左端が1949年5月16日、右端が2020年1月24日の終値です。
バブル以降失われた10年、または失われた20年とも言われますがまさにその通りですねぇ。
まとめ
外部からデーターを取得して、トレードステーションで活用する方法を学びました。
トレードステーションでの、株価分析の幅がますます広がることでしょう。
あなたも是非、さまざまなデーターを取得して分析に活用してください。
それでは、今回の記事は終わりにしたいと思います。
お疲れさまでした。
動画で解説
この記事を書いた人
ゆたかドットらいふ編集部
あしおゆたか
投資歴21年の個人投資家
机上の理論ではなく、実体験に基づいた記事作りをモットーにしています。
スポーツクラブに毎週2日~3日通い、サウナ後の暴飲暴食が趣味。
◇主な投資対象
日本株式
株式ETF(上場投資信託)
日経225先物
日経225先物オプション
◇運営者情報はこちら
スポンサーリンク