過去の株価を分析するには?
2018年2月時点で私が知る限り、「マネックス証券のトレードステーション」を使うのが最適だと思います。
日経平均株価であれば、27年間の日足データ、10年間の時間足データーを使用して、株価の分析が出来ます。
トレードステーションは日本株の自動売買も可能。
個別株の過去のデーターを使用して、ご自分の投資手法が有効なのか、確認する事も出来ます。
エクセル(Microsoft Excel)が得意な方は、株価データーをエクセルに簡単に取り込むことができるので、
使い慣れたエクセルで思う存分、データを解析することが出来ます。
べた褒めしていますが、マネックス証券さんの回し者ではありませんよ!
この記事は連載です。
下の記事をご覧になってから、この記事をご覧いただくことをオススメします。
なお、前の記事の手順で日経平均株価データーをエクセル(Microsoft Excel)に取得したことを前提に記事を書いています。
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曜日を算出する
日経平均の株価変動には、曜日によるクセがある事が分かっています。
エクセルの関数を使って、曜日を算出してみましょう。
J1セルに 曜日 と入力します。
J2セルに =TEXT(A2,”aaa”) と入力します。
エンターを押すと。
あらまあ、曜日が表示されました。
入力したのは、A2列に登録されている日付の、曜日を取得する関数です。
この関数には色々な表示形式があります。
関数で株価が上昇したか、下降したか判定する
エクセルシートのI列には、その日の終値から始値を引いた値が登録されています。
I列 の値が プラス なのか マイナス なのかで、
株価の 上昇・下降を判断しましょう。
K2列に =IF(I2>0,”上昇”,”下降”) と入力しエンターキーを押します。
すると、I列の値がプラス(株価が上昇)なら「上昇」
I列の値がマイナス(株価が下降)なら「下降」と表示されます。
K2列に入力した関数を最終行までコピーします。
曜日毎に、株価が上昇したか、下落したか調べてみましょう。
「ピボットテーブル」 という機能を使います。
A列からK列まで、すべてのデータを選択します。
挿入 ー ピボットテーブル
テーブル/範囲 先ほど選択したセル範囲が登録されているので、そのまま okボタンを押します。
ピボットテーブルのフィールド から、
行の欄には「曜日」をドラッグ&ドロップ
列の欄には「上昇/下降フラグ」をドラッグ&ドロップ
値の欄には「上昇/下降フラグ」をドラッグ&ドロップ
すると、エクセル君が曜日毎の 上昇・下降の回数 を自動で集計してくれます。
同時にグラフも作ってみましょう。
フムフム。 どんなことに気付きますか?
- すべての曜日で上昇よりも、下落の方が多い
- 上昇と下落の差がもっとも大きいのは月曜日、次に多いのは金曜日
- 回数だけでなく、金額も調べたい
- その他
投資アイデアの卵がいくつか生まれてきましたか?
続きはこちらからどうぞ。
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