株式投資や、FX取引をする際に必ず見るのがチャートだと思います。

トレンドが上向きなのか、下向きなのか。

 

売買の判断に大きな影響を与えるチャートの向きを、目視で判断すると方向を見誤るリスクがあります。

 

高機能なチャート分析が出来る環境を、ネット証券やFX取扱業者が提供してくれます。

しかし、高機能であるがゆえのデメリットがあるのです。

 

チャートの向きを目視で判断出来るでしょうか?

チャートが上向きなのか、下向きなのか、横ばいなのか。 目で見て判断できますか?

「当たり前じゃん」と思う方がほとんどでしょう。

 

下のチャートを見てください。

 

2017年12月8日時点の、日経平均株価のローソク足(日足)です。

移動平均線は 5日 と 25日。

なんとなく 横ばい 下降 上昇 の 向きが見て取れます。

 

 

表示期間を変更してみましょう

横ばいと考えている、緑の範囲を拡大しました。

見え方が変わりませんか?

※このチャートは、2017年7月19日から8月9日までのチャートを表示させました。

 

チャート表示のスケール(縦方向)は自動で調整されるため、大きな上昇/下降があると、イメージが変わることがあります。

 

2017年7月19日から8月9日の期間にトレードする際は、このチャートを見ているので、上昇/下降の判断も変わっているはずです。

 

トレードチャンスを、うかがっているときに、この期間だけのチャートを見たら大きく上下しているように見えるかも知れません。

 

スポンサーリンク

 

トレードルールに適応するリスク

 

ご自分のトレードルールにチャートが「上昇しているときは」「下降しているときは」等の条件がある方は注意してください。

チャートを目で見るだけでは、上昇/下降/横ばいの判断は難しいのです。

 

値動きが少ないときは、小さな値動きに敏感に反応して売買してしまう。

値動きが大きいときは、反転のサインを見逃してしまう。

こんな負けパターンを繰り返してはいませんか。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

パソコンに自動で判断してもらえば良いのです。

 

このチャートは、移動平均線の向きを色分けして表示しています。

25日移動平均線が、

上向きの時は「ピンク色」

下向きの時は「薄い青色」

横ばいの時は「濃い青色」

に表示させています。

 

 

どうでしょうか?

上昇 下降 横ばい のイメージに合いますか?

 

相場の状況が変わっても、

あらかじめ自分で決めた「上昇下降横ばい」の基準に沿って、チャートが色で教えてくれます。

このように、チャートのインジケーターを自由にカスタマイズ出来るツールは、

マネックス証券のトレードステーションです。

 

トレードステーションでは、Easy Languageという簡単な言語でプログラムを組むことによって、自分の思い描くインジケーターを作ることが出来ます。

オリジナルの投資手法を使って、日本株式の自動売買だって出来るのです。

 

たとえば、「移動平均線が上昇しているなら買い、下降しているなら売り」こんな単純なルールで取引したらどうなるか?

 

シミュレーションしてみました。

 

日経225先物ラージ1枚を取引したと想定して、過去2年間で1千万円を超える利益が出るシミュレーション結果が出ました。

ご興味がある方はこちらのリンクをご覧ください。

1千万円の利益が出るシステムトレード手法の中身は?。株式投資のお話。

 

 

また、今回紹介した移動平均線に色をつける方法は、こちらのリンクからどうぞ。

移動平均線の傾き(上昇、下降の角度)を自動で見分けるには。トレステチャートで色分けする方法。[サンプルコード付き]

 

動画で解説

 

 

スポンサーリンク