株式投資用のパソコンを何にするか悩んでいませんか?
使用者個人の投資スタイルや、投資環境に合わせた最適なパソコンはどれだろう?
私は悩みに悩んで、 SurfaceBook を選びました。
購入して1年3ヶ月を過ぎましたので、感想を共有して、あなたの投資用パソコン購入の参考になれば嬉しく思います。
投資用パソコン選んでいる最中は、悩みながらも楽しい時間でもありました。
SurfaceBookを選んだ理由と、購入直後のレビュー記事はすぐ下のリンクからどうぞ。
使用して1年3ヶ月を過ぎたレビューはこの記事をそのまま下にスクロールしてください。
◇購入直後のレビュー記事はこちら
ここから、1年3ヶ月間使用したレビューです。
これさえあれば何もいらないのか?
まず、私が求めた投資用パソコンの必要条件はこれでした。
- WindowsPC
- 信頼性のあるメーカーのノートパソコン
- マルチディスプレイに対応する為、搭載メモリ 8GB以上
- 普段使いパソコンとしても併用する為、タッチペンを使用出来る
自宅用としての使用感
自宅ではHDディスプレイを3枚接続してマルチディスプレイ環境を作っています。
スリープ状態から起動した際に、まれにUSB接続側のディスプレイが反応しなくなることがありますが、USBを差し直すことで復活します。
(上の障害は、Surfaceの問題ではありません)
キーボードの使用感も上々で、上下矢印キーが小さいことを除いて満足しています。
※1年後にSurface専用キーボードを購入しました。
Surface専用キーボードのレビューはこの記事の後半をご覧下さい。
Surfaceペンがパソコンを文房具にしてくれる
私は、相場に向かっているときは必ず手帳を開いています。
相場観やエントリーポイント、エグジット、そして損切りポイントなどを手帳に書いて、判断がブレないようにしています。
しかし、普段使いの時にはSurfaceペンが最高に便利なんです。
思い立ったときにすぐに手書きでメモが取れる。
アイディアが消える前に、絵や図を入れてメモが残せる。
メモ魔の私には超絶便利に感じます。
ペンのボタンを押すと起動するアプリを設定出来ます。
メモや、OneNote、私の第2の頭脳であるEvernoteがすぐに起動でき、
ノートパソコンが文房具と融合した感があります。
この点だけでも、大満足です。
外出時の使用感
重い
正直重いです。
昔のノートパソコンと比較したら、ビックリするくらいの軽量化ですが。。。
参考までに同じマイクロソフトのノート Surface Laptop との比較です。
◇Surfacebook
[重量] 約 1,579 g (GPU搭載モデル) / タブレット時:約 726 g
◇Surface Laptop(i7)
[重量] 約 1,280 g
この300グラムの差はあなどれません。
300グラムの ステーキ肉を常にカバンに入れて歩くことを想像してください。
どうでしょうか?
想像してみてください。
「カバンが生臭くなる」
ちょっとリアルに想像しすぎかも知れません。
落下の危険
スターバックスで2度ほど落下させそうになりました。
ご存じの通りスターバックスのテーブルは小さめです。
(下の写真は2人用テーブルですが半分以上を占有しています)
膝の上にSurfacebookをおいた状態で、コーヒーを飲もうとしたら、
スルッと!
危ない危ない。
でも、これはノートパソコン全般に言えることですね。
セキュリティワイヤーを取り付ける穴が無い
盗難防止のワイヤーロックを取り付ける穴がありません。
※上の写真は別のメーカのノートパソコンです。
個人使用にSurfaceBookを買ったので、私にとっては不必要です。
ただし、企業が業務用に購入するのであれば大問題では?
本体のマグネットでカードの磁気情報を消してしまう
SurfaceBookには強力なマグネットが内蔵されています。
ディスプレイと本体との接続部部とディスプレイ左側の、Surfaceペンを取り付ける部分です。
このマグネット部分と磁気カードを接触させると、磁気情報が消えてカードが使えなくなってしまう可能性があります。
私は TSUTAYAカード と ネット銀行のキャッシュカード の磁気情報を壊してしまいました。
※磁気情報を消しても、 TSUTAYAのポイントはしっかり守られていますのでご安心ください。
財布がSurfaceBookに直接接しないように注意をしたら、それ以来磁気情報が消えることはありません。
起動が速い
外出時はパソコンを使いたいときに、サッと使い始めたいですね。
SurfaceBookは起動が速いんです。
顔認証が素晴らしい
そしてもっと快適なのが、
顔認証です。
起動するーパスワードを入力するー使用する
パソコンを使うときは、当然パソコンの方に顔を向けていますよね。
起動するー使用する
この1ステップの省略が、こんなに快適感を増すなんて思っていませんでした。
私はSurface3も所有しているのですが、起動時にPINキーを入力するのが、とても面倒です。
大好きなアーティストのCDを買って、
ビニールの開け口が見つからないときに感じる、プチイライラ感に似ています。
外出先でもTrade stationが使える
なんと言っても欠かせない、トレードツールの使用です。
マネックス証券のトレードステーションは、起動出来るパソコンは1台のみなのです。
自宅で使用しているパソコンが外出時にも手元にある!!
これは、購入前に想像した以上の快適さをもたらしてくれます。
外出時にガマンすることは、外部ディスプレイが無いことくらいです。
投資アイディアが浮かんだら即、 Trade station で 検証・発注 出来る。
フルスペックのパソコンがいつも手元にある安心感は、何ものにも変えられません。
素晴らしい世の中になったものです。
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Wi-Fiは容量無制限がオススメ
外出先でSurfaceBookインターネットを使用するには、モバイルWi-Fiは必須です。
スターバックスや、マクドナルドでは店内のWi-Fiを使えますが、
使いたいときに、どこでもすぐに使える。
これを求めるならモバイルWi-Fiは必須でしょう。
ここで強くオススメするのが、通信容量無制限のプランを選ぶことです。
なぜって?
スマートフォンならば、通信料量を抑える配慮を、勝手にスマートフォンがやってくれます。
言い換えると、初期設定が通信容量を抑えてくれる設定です。
ホームページを閲覧しても、
「おっ。この人はスマホだから容量を抑えめにしておこう」って配慮してくれます。
しかし、SurfaceBookはそのまんまパソコンです。
外出先だって、通信容量の事なんてお構いなしなんです。
いつだって、全力全開MAXで通信しています!
もちろん、外出時に設定を変更すればいいのですよ。
でも、毎回外出時に設定変更出来ますか?
忘れちゃうこともありますよね。
私の環境では、スマートフォンで撮影した写真や動画をWi-Fi経由で、SurfaceBookと同期させています。
妻の撮影した写真や、動画も同期させているので、知らないうちに
何ギガもの動画が、転送されていることもあるんです。
快適さを求めるなら通信容量無制限のプランを選んでください。
私は、ワイモバイルの「Pocket WiFiプラン2」を契約しています。
首都圏に住んでいるので、繋がらなくて残念な思いをしたことは、ほとんどありません。
出所:http://www.ymobile.jp/plan/option/advance_option/
本体の記憶容量が少ない
購入したモデルは SSDの容量が 256GB です。
SurfaceBookを購入する前はデスクトップパソコンを使用していて、
ハードディスクも増設していたので、本体の記憶容量を気にしたことはありませんでした。
自動でバックアップする設定もしていたので、大容量のファイルの管理は手間無しでした。
※1テラバイトのハードディスクを増設して、外付けハードディスクは2テラバイトで自動バックアップの設定。
クラウドで管理
SurfaceBookにしてから、自分が作成したファイルはクラウドに保存する事にしました。
外付けハードディスクに保存したら、外出先でそのファイルにアクセス出来ませんから。
これも、思っていたよりも快適感アップの要因なんです。
クラウドのファイルは、スマホでも見られますし、バックアップの心配もなし。
Surface専用キーボードを購入
使用開始後1年を過ぎて、Surface キーボード[ WS2-00019]を購入しました。
写真では色合いがうまく表現されていません。もう少しシルバーが強く、SufaceBookと同じ色合いです。
接続はブルートゥースで、キーボードに単4電池を入れます。 電池は1年間もつようです。
購入の動機はこちら。
SufaceBookの画面を閉じて操作できる
SufaceBookの画面を裏返して、手書きモードで使用する時も、キーボードが使える。
思い立ったときに、「手書きでメモが取れる」これはSurfaceならではの機能です。
私のキーボードレイアウトはこちら。
私は右利きですが、昔からマウスは左で操作しています。
中央に、Surface キーボード[WS2-00019],
右側にSufaceBook.
すぐに右手でメモが取れる環境です。
Surface キーボード[WS2-00019]を買う前は、Suface3を机の右側にセットして、同じようにメモを書ける環境を作っていました。
そのSuface3が壊れてしまったのも,Surface キーボードを購入するキッカケのひとつです。
※自宅での実際の使用時は、外付けディスプレイをキーボードの前に設置しています。
肩こり予防
長時間PCに向かっていると、肩がこりますよね。
数日間集中してPCに向かっていたら、ひどい肩こりになって病院に通う羽目になりました。
外付けキーボードを購入する事によって、姿勢の自由度が増して肩こりも軽減されました。
テンキーが使える
株価の指し値を入れる際には、テンキーが独立している方が断然入力しやすい。
昨今のトレードツールには、マウスのクリックで指し値を自動登録する機能も搭載されていますが、直接入力する機会だってありますよね。
格好いい
不純な動機ですが、見た目がスタイリッシュで格好いいじゃぁありませんか。
ヤル気にさせてくれます。
Surface キーボード[WS2-00019]の不満点
Surface キーボード[WS2-00019]を使用しての不満な点は次の3点です。
値段が高い
価格は、1万1千円。
アルミの筐体でたわみはゼロ。
高級感はあります。
バックスペースキーが謎に小さい
写真を見てください。
頻繁につかうバックスペースキーが小さいのです。
私はタイプミスしまくりです。
エンターキーも小さい
バックスペースキーよりもミスタイプは少ないのですが、すこし不安な印象があります。
上の写真を参照ください。
1年3ヶ月間使用しての総括
自宅での使用は、おおむね大満足です。
不満なのは、外付けディスプレイと、SurfaceBookの画面とのバランスが少々気になるくらいでしょうか。
自宅の画面レイアウトです。 HDディスプレイを3枚外付けしています。
HDディスプレイの解像度は、1920X1080
SurfaceBookのディスプレイの解像度は、3000X2000(267PPI)です。(画面サイズは13.5インチ)
画面の大きさはもちろん、外付けディスプレイの方が大きいのですが、解像度はSurfaceBookのディスプレイの方が高いので、ディスプレイ設定画面を呼び出すとこの通り。
解像度が高すぎるので、私の老眼ではSurfaceBookの画面を250%に拡大しないと、文字が読めません。
ちなみに、画面拡大の推奨は200%です。(初期設定)
いくら視力が良くても、100%の設定だと文字が小さすぎて実用的ではありません。
外出時の使用は満足満足満足!です。
SurfaceBookは重いです。
しかしそれを差し引いても、あまりあるメリットがあります。
SurfaceBookを持ち歩くためのカバンも買い直しました。
SurfaceBookが生活環境を変えてくれるツールになったのは間違いの無いことです。
ヒンジの耐久性は?
多くの方がヒンジの耐久性について心配されているのではないでしょうか。
私は、毎日カバンに入れてSurfaceBookを持ち歩いています。
心配無用です。 ヒンジの「ぐらつき」などはありません。
想像以上にしっかり作られています。
後悔無用 の ハイエンド ノートPC
SurfaceBook は ハイエンド の ノートパソコンです。
「もう少し奮発して、良いパソコンを選んでおけば良かった」
こんな後悔が無いことは絶対です。
少々高価なパソコンですが、私はオススメします。
ここでお決まりの一言。
このレビューは、個人の意見です。
すべての方に、同様の満足感が得られる保証はありません。
Surfaceとトレードステーション[Trade station]で、アイコンや一部フォントが正常に表示されない。[相性問題が発生中]
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