新型コロナ感染拡大で日経平均株価はどこまで下がるか?心のケアと冷静な分析(長期的視点で考える)[株初心者必見です]

TradeStation トレード 投資 日経平均株価は過去の値動きに縛られている 株価分析

この記事を作成しているのは、2020年3月22日 午前11時37分。

 

新型コロナウイルスの、世界的感染拡大により、株価が大きく下がっています。

テレビなどでも記録的な暴落だ!と繰り返し報道されていますから、「株価はどこまで下がるんだーっ」と恐怖を感じているかたも多いでしょう。

 

このブログは、株価の暴落を初めて体験する株初心者に絶対知って欲しい内容です。

もしあなたが、今回の株価暴落で不安を感じているなら、ぜひ最後まで読んでください。

 

何度もの株価暴落を生き抜いてきた、ブログ管理者が本音で語ります。

 

 

心のケアと冷静な分析

 

株式市場は大自然と同じように、ときには牙をむきます。

 

あなたが株初心者であれば、次の4つを頭に入れてください。

 

  • 冷静になれ!
  • 大衆に流されない!
  • あなたが泣き叫んでも、神に祈っても株価が思い通りになる事は、絶対にない!
  • 生き延びる事を最優先に考える!

 

株価が大暴落しているときは、自然災害と同じような対処をするしかありません。

 

冷静になれ

 

一番いけないのは、パニックになること。

 

冷静になって、今何が起きているのかを、見て・聞いて・感じてください。

 

テレビなどのマスメディアは、危機をあおるような報道が多くなりますので、注意してください。

しかし、SNSなどの情報では ”デマ” にも注意が必要です。

 

もっと言えば、このブログ記事だけを信用するのも危険です。

 

信頼できる情報を、広く集めて冷静に受け止めてください。

 

大衆に流されない

 

「皆がやっているから、自分もやろう」

 

最もやってはいけないことのひとつです。

 

株式投資をしている9割以上の人が損をしているんです(個人の調査結果)

 

信じられないかも知れませんが、不都合な真実です。

私が自分の手で真剣に調べた結果です。

どのように調べたかにご興味がある方は、このリンクからどうぞ。

ついに事実判明! 株式投資をしている何割の人が損をしているか? [株式投資で勝つ確率]

 

大衆に流されることは、平常時だってNGだと考えてください。

 

 

あなたが泣き叫んでも、神に祈っても株価が思い通りになる事は、絶対にない!

 

あなたが泣き叫んでも、神に祈っても株価が思い通りになる事は、絶対にない!

残酷ですが、これが株式市場の姿なんです。

 

冷静に状況を判断して、何をするのが最善なのか?

これを考えるしかないのです。

 

生き延びる事を最優先に考える!

 

株価が歴史的な大暴落をしている時に出来る事。

それは、頭を低くして生き延びる事です。

 

来年も、10年先も株式市場は続くのですから。

生き延びてさえいれば、チャンスはまた訪れます。

 

あなたのポジションが現物株の買いだけの場合

 

あなたのポジションが現物株の買いだけの場合。

いまは上の写真のように、事態が収まるのを待ちましょう。

 

あなたのポジションが信用取引や先物などレバレッジがある場合

 

あなたのポジションが信用取引や先物などレバレッジ商品が含まれている場合。

追い証の恐怖に、追い立てられているかも知れません。

もちろん、私にも経験があります。

 

多くの人が、投資資産以上の追い証を払って相場から退場しているでしょう。

 

もしあなたが、まだ退場せずに澄んでいるなら。

相場で生き延びる事だけを考えて、判断してください。

 

今まで積み上げた利益がすべて無くなっているかも知れません。

大きな損失が出ているかも知れません。

冷たいようですが、投資は自己責任なのです。

 

待っていて救援物資が届くことはありません。

 

相場で生き延びることが出来れば、またチャンスは巡ってきます。

 

有名な投資家や、経営者だって順調な時ばかりでは無かったはず。

 

次のチャンスを掴むために、今は生き延びる事だけを考えるのです。

 

長期視点で株式相場を考える

 

長期視点で株式相場を考える。

プロや長く株式投資を続けている人には、常識だと思います。

 

私は株価分析に、マネックス証券のトレードステーションを使用していますので、トレードステーションのチャートを見てみましょう。

 

このチャートは日経平均株価の日足チャートです。

何か読み取れますか?

私はこのチャートで、投資判断する事は出来ません。

出所:マネックス証券トレードステーションチャート

 

 

次に週足チャートを見てみましょう。

大暴落している姿がハッキリしました。 恐怖を感じますね。

しかし、株価の位置を冷静に判断する材料とはなりません。

出所:マネックス証券トレードステーションチャート

 

 

次は月足チャートを見てみましょう。

通常の投資判断はトレードステーションの月足から順番に、週足、日足と見てゆきます。

出所:マネックス証券トレードステーションチャート

 

 

いつもなら、この月足チャート情報までで十分なのですが、今回は歴史的な大暴落です。

バブル期を含めたチャートが見たくなります。

 

過去71年間の日経平均株価情報を、トレードステーションのチャートに取り込みます。

 

過去71年間の日経平均株価情報

 

過去71年間の日経平均株価情報を、マネックス証券トレードステーションに取り込んで、チャート表示させました。

あなたは、71年の歴史を見てどのように感じますか?

 

「今は歴史的に見ても、ひどい大暴落だ!」

「過去にも同程度の暴落があったんだなぁ」

 

感じ方は人それぞれです。

出所:マネックス証券トレードステーションチャートに外部サイトのデーターを取得して表示

 

長期の日経平均株価を取得した外部サイトのアドレスはこちら。

https://www.macrotrends.net/2593/nikkei-225-index-historical-chart-data

 

トレードステーションを使用していて、外部データーを取り込む方法をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

トレードステーションに、外部データ(CSV)を取り込んでチャートに表示させる方法。[日経平均株価全期間データ取得方法]

 

 

直近の安値とバブル崩壊後の安値に平行線を引きました。

 

◇トレードステーションのチャートに平行線を引く方法は、チャート上で右クリック-水平ラインを選びます。

 

日経平均株価10年移動平均線

 

月足チャートに120足移動平均線と5,000円の平行線を引きました。

月足120の移動平均線なので、日経平均株価10年移動平均線となります。

 

◇トレードステーションのチャートに移動平均線を引く方法は、チャート上で右クリック-分析テクニックを挿入。

 

移動平均線を選びます。

 

最悪なシナリオを想定する

 

危機管理の原則は「最悪なシナリオを想定する」です。

 

下は、先ほどご覧に入れたチャートです。

月足チャートにバブル崩壊後の安値、そして5,000円の平行線そして、120足移動平均線と引いています。

月足120の移動平均線なので、日経平均株価10年の移動平均線です。

 

バブル崩壊後に日経平均株価は7,000円まで下落しました。

 

私は当時「7,000円になるかも?」と予想をしていましたが、他の誰もが「そんなに下がらないでしょー」と言っていました。

結果はご覧の通りです。

既に閉鎖してしまいましたが、当時は自分のホームページにも7,000円説を掲載していました。

これは自慢ではありません。

備えていたから、今も株式相場で生き残っているのです。

 

誤解されるといけませんので、言っておきます。

 

上のチャートに5,000円の平行線を引いた理由は、日経平均株価が5,000円になると予想したものではありません。

5,000円になっても生き残れる準備をしておくことが大切なのです。

 

繰り返します。

危機管理の原則は「最悪なシナリオを想定する」です。

 

 

10年移動平均線と、直近の日経平均株価にギャップがあります。(2020年3月20日の終値)

 

TOPIXは10年移動平均にほぼタッチしていますので、比較的に日経225対象銘柄により下値余地があるかも知れません。

 

 

まとめ

 

今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、世界経済に大きなインパクトを与えることでしょう。

私たちが出来る事は限られています。

 

◇あなたが株初心者であれば、次の4つを頭に入れてください。

  • 冷静になれ!
  • 大衆に流されない!
  • あなたが泣き叫んでも、神に祈っても株価が思い通りになる事は、絶対にない!
  • 生き延びる事を最優先に考える!

株価が大暴落しているときは、自然災害と同じような対処をするしかありません。

 

◇長期視点で株式相場を考える。

直近の株価の上下に翻弄されないように注意しましょう。

 

◇最悪なシナリオを想定する

危機管理の原則は「最悪なシナリオを想定する」です。

リスクを取らなければ、大きなリターンのチャンスを逃すのも事実。

 

あなたが長期的に投資利益を得たいのであれば、「生き残ること」を最優先に考えるべきです。

 

このブログ記事の中でも申し上げましたが、特定の情報元だけを信じるのは危険です。

(もちろん、このブログ記事を含めての話ですよ)

 

冷静に判断して、株式相場で生き残ってください。

今回の暴落を乗り越えたあなたには、かけがえのない経験が身につくはずです。

 

来年も笑顔で相場に向かえますように。

 

動画で解説

 

 

この記事を書いた人

ゆたかドットらいふ編集部

あしおゆたか

投資歴21年の個人投資家

机上の理論ではなく、実体験に基づいた記事作りをモットーにしています。

スポーツクラブに毎週2日~3日通い、サウナ後の暴飲暴食が趣味。(現在自粛中)

◇主な投資対象
日本株式
株式ETF(上場投資信託)
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日経225先物オプション

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